古いWindows業務アプリを、業務を止めずに段階的に見直します。
VB、VB.NET、C#、Windows Formsなどで作られた古い業務アプリは、長年の運用により会社の業務に深く入り込んでいることがあります。
一方で、仕様書がない、作成者がいない、改修できる人がいない、Windows更新やPC入替が不安といった課題も生じます。
当社では、いきなり全面再構築を行うのではなく、既存機能を棚卸しし、必要な機能・不要な機能・優先すべき機能を整理したうえで、現実的な再構築方針を検討します。

日常業務を止めない
業務を止めずに、現実的な手順で見直しを進めます。
こんな場合にご相談ください
- 古いVB、VB.NET、C#の業務アプリを使い続けている
- 仕様書がなく、誰も中身を説明できない
- 作成者や保守担当者が退職している
- PC入替やWindows更新後も使えるか不安がある
- 全面再構築の見積りが高すぎて判断できない
- 既存機能を整理してからベンダーへ相談したい
- 業務を止めずに段階的に置き換えたい
- 今のシステムを延命すべきか、再構築すべきか判断したい
再構築前に整理すべきこと
レガシー業務アプリの再構築では、単に古いプログラムを新しい言語や環境で作り直せばよいわけではありません。
現行アプリの中には、長年の業務変更、例外処理、担当者ごとの運用ルール、帳票出力、CSV連携、手作業による補正などが組み込まれていることがあります。
そのため、再構築前には、現在使われている機能、使われていない機能、業務上必須の機能、今後不要になる機能を整理する必要があります。
支援内容
既存アプリの機能棚卸し
画面、帳票、入力項目、検索条件、集計処理、ファイル入出力、外部システム連携などを確認し、現在のアプリがどのような機能を持っているかを整理します。
必要機能・不要機能の切り分け
現在も使われている機能、ほとんど使われていない機能、業務上必須の機能、再構築時に見直すべき機能を分類します。
再構築範囲の検討
全機能を一度に作り直すのか、一部機能から段階的に置き換えるのか、業務影響と費用対効果を踏まえて検討します。
ベンダー依頼前の仕様整理
外部ベンダーへ相談する前に、発注側として伝えるべき前提条件、必要機能、優先順位、確認事項を整理します。
再構築の考え方
再構築は目的ではなく、業務を安全に継続するための手段です。
現在のアプリがまだ使える場合は、延命や小改修を優先します。すべてを一度に作り直す必要がない場合は、リスクの高い部分や利用頻度の高い部分から段階的に置き換える方が現実的です。
一方で、既存アプリの保守が難しく、データ構造や業務フロー自体を見直した方がよい場合は、再構築を前提に整理を進めます。
よくある再構築パターン
パターン1:古いVBアプリを段階的に置き換える
古いPCや古いWindows環境でしか動かないVBアプリについて、現行機能を整理し、優先度の高い機能から順番に新しい環境へ置き換える方法です。
パターン2:AccessやExcelで運用している業務を整理する
AccessやExcelで長年運用してきた業務について、現在のデータ構造や帳票、手作業を整理し、必要に応じて新しい業務アプリへ移行する方法です。
パターン3:帳票・CSV連携だけ先に見直す
すべての機能を作り直すのではなく、エラーや手戻りが多い帳票出力、CSV取込・出力、データ変換処理から先に改善する方法です。
パターン4:ベンダー発注前に仕様を整理する
外部ベンダーへ再構築を依頼する前に、現行機能、業務フロー、必要機能、不要機能を整理し、見積りや提案の前提を明確にする方法です。
進め方
Step 1 お問い合わせ
現在使っている業務アプリの種類、利用状況、困っている内容をお問い合わせフォームからお知らせください。
Step 2 初回確認
メールまたはオンラインで、現在の課題、利用環境、再構築を検討している理由を確認します。
Step 3 現行機能の棚卸し
画面、帳票、ファイル、データ、操作手順などを確認し、現行アプリの機能を整理します。
Step 4 再構築方針の整理
延命、小改修、段階的な再構築、全面再構築のどれが妥当かを検討します。
Step 5 実作業またはベンダー相談準備
必要に応じて、改修、仕様整理、再構築計画、ベンダー依頼用資料の作成へ進みます。
事前にご用意いただくとよいもの
すべて揃っていなくても構いません。分かる範囲の情報だけでも、現状整理を始めることは可能です。
- 対象アプリの画面イメージ
- 出力される帳票やファイル
- 現在困っていること
- 利用人数、利用頻度
- 使用しているWindowsやOfficeのバージョン
- データの保存場所
- ソースコードの有無
- 仕様書や操作手順書の有無
- 今後どうしたいかの希望
- ベンダー見積りや提案書がある場合はその内容
対応できない、または慎重に判断させていただくもの
内容によっては、対応可否を確認したうえで判断します。権利関係や安全性に問題がある場合は、無理な改修や再構築を行わず、確認すべき点を整理します。
- 著作権や利用権限が不明なシステム
- 他社パッケージソフト本体の改造
- ソースコードや動作環境が一切確認できないもの
- セキュリティ上の問題が大きい環境
- 現行業務がまったく確認できないもの
- 投資成果や売上成果を保証する依頼
VB、VB.NET、C#などの対象技術や、確認対象となる社内ツールの例については、対応技術・対象システムのページでも紹介しています。
古い業務アプリの再構築でお困りならご相談ください
古い業務アプリを今後も使い続けるべきか、段階的に置き換えるべきか、全面再構築を検討すべきかを、現状に合わせて整理します。